FXのレバレッジを抑えるための方法とは

FXはレバレッジをかけて取引をするために、リスクが高くなりがちです。レバレッジをかければそれに応じてリスクは高くなっていきますから、リスクの高い取引を避けるためには、レバレッジを下げるのが最もよい方法だと考えられます。では、具体的にはどうすればよいのでしょうか。そもそもレバレッジというのがどうやって計算されるのかを把握しておけば、その方法はすぐに分かります。

レバレッジは、実質証拠金に対するポジションの大きさで表されます。例えば、証拠金が10万円あって、1ドル=120円の時に1万ドルのポジションを持っていたとしましょう。このときにはポジションの大きさは120万円ですから、レバレッジは12倍となります。計算式で表せば「ポジションの大きさ/実質証拠金」となります。

このレバレッジを下げるためには、分子を小さくするか分母を大きくするかのどちらかです。分子を小さくするためには、ポジションを小さくすればよくて、例えば1万通貨で取引するのではなく、1000通貨で取引をするのはよい方法です。FXの取引会社の中には1000通貨やさらにそれよりも小さい通貨単位で取引できるものもあります。分母を大きくするためには証拠金を積みますことになります。

FXは少額で取引ができるというメリットがありますが、あまりにもぎりぎりの資金で取引をしているとレバレッジが高くなりすぎることもあります。ですから、余裕のある証拠金を預けるべきでしょう。

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です