FXでは常に利益を得ることができれば、もちろんそれが理想的かもしれません。しかし、現実的にそれは不可能ですし、どれだけ詳しい人やプロの投資家であっても、損をしてしまうことはあるのです。したがって、FXに取り組む時には利益を得ることも大切ですが、損失を少なくすることも同じぐらい重要になってくるのです。つまり、仮に損をしてしまったとしても、その金額が小さくすることが求められるのです。
例えば、5回の取引をして3回の損をしてしまったとしても、利益がそれぞれ10万円ずつ、損失がそれぞれ5万円ずつであれば、トータルでは5万円のプラスになるわけです。つまり、損をした回数の方が多いにも関わらず、マイナスを抑えたことによって、トータルでは利益にすることができるのです。では、どうすればFXで損失を少なくすることができるのでしょうか。まず第一に、必要以上に粘らないことが大事になってきます。
例えば、為替相場が上昇する気配がほとんど見込めない時に、早めにロスカットして損失を抑えることも必要になってくるわけです。もちろん、もしかしたら何かのきっかけに急上昇する可能性もありますが、確率的に考えれば極めて低いわけですから、早めに見切った方がいいのです。どうしても利益にこだわってしまうと、損失になることを恐れてしまい、見切りが遅くなってしまうケースも多いのです。でも、利益にこだわるのであれば、尚の事見切りの早さが大事になってくるのです。